エーゲ海沿いの普段着漁村リゾート
イスタンブールは国際都市、日本料理屋があって当然だが、味値段とも満足のいくレストランは少ない。私が食事をした経験と知りえた情報の範囲ですが、これが日本代表だといえるのははたしてあるだろうか。
(2008年9月)
Location
フォチャ(Foca)はイズミール市の北約70kmのエーゲ海沿岸に位置する人口3.6万人の漁業と観光を中心とした町です。
How to get there
イズミール市の中心から車で約1時間、バスで約1時間半の距離です。バスは頻繁に運行されています。
About Foca
Focaの意味はアザラシ(Seal)、この周辺に生息するMediterranean Monk Sealに由来します。
Focaは、Yeni Foca(New Foca、20km北)と区別してEski Foca(Old Foca)と呼ばれ、オールド・フォチャは二つの湾から成り、大きな湾Buyukdeniz (the greater sea)と小さな湾Kucukdeniz (the smaller sea)があり、その中間に中世の城砦が残っています。
フォチャとニュー・フォチャの間は風光明媚な海岸や洞窟が多く、また、豊かな動植物相から自然保護の観点から法規制がかけられ、広範囲にわたる地区では新たな建物の建設が制限されています。そして、フォチャは歴史的な住宅を主とした特徴から町並み保全地区に指定されています。(Lonely Planet Turkey 2007参照)
Where to stay
プチホテルやペンションが港の前やその周辺に多くあります。1室40−50YTL程度、ホテルは以下の通りです。
Hotel Villa Dedem 0232-812-2838
Hotel Grand Amphora 0232-812-3930
Iyon Pension 0232-812-1415、等。
FocaFoca(Bookmark参照)にも情報あり。
Where to eat
漁港の周辺にレストランやカフェが並んでいます。
Where to visit
Focaは大きな湾から砦を経由して小さな湾を一巡りし、町を隅々まで見ても一日あれば足りますが、漁港周辺のカフェで港を眺めながらのんびり過ごすのも休日には向いているでしょう。その他、夏季は周辺の島々を巡るボートクルーズが運行されている。乗り場は漁港の並び、看板が出ています。
My Impression
ローカルツーリスト中心のリゾート地、イズミール市からの週末客が多かった。イズミール県南部のEphesus, Sirince, Selcek, Dilekn等の観光地と比べてリーズナブル価格と静かな環境という印象でした。
レストランは宿泊先で聞いた魚市場横にあるシーフードレストラン(Sahil Restaurant)へ行きました。その日の水揚げによって魚の内容が異なりますがSea Bream, Sole, Sea Bass, Barbunya(写真), Shrimpなどイスタンブールと差ほど変わらない種類でしたが新鮮且つ料理の仕方が良かったのでしょう、トルコへ来て最も美味な魚料理でした。Red Snapperも時々あるとのこと。
水面が歩行者レベルに近く(干満の差が少ないのだろうか?)海岸沿いはとても心地よい空間を形成している。また、漁師町の生活が目の前にあり普段着のリゾートといった印象、それから、Focaの色彩がとてもフォトジェニックでした。
(2007年11月)
Gallery
イスタンブル・トルコリンク